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BONXが雑音の多い環境においても自動的に人間の発話を判定し、グループ通話で利用する技術に関する特許を取得

プレスリリース

音声によってあらゆるシチュエーションでのチームの成長を促す「Team Growth Platform」を提供する株式会社BONX(東京都世田谷区、代表取締役 宮坂貴大)は、複数人で通話するグループ通話システムにおいて、人間の発話を判定する技術に関する特許(特許第6742640号)を取得した事をお知らせいたします。

特許の概要
BONXがこの度取得した特許権の内容は、BONXの提供するグループ通話システムにおいて、人間の発話のみを切り出して送信する技術に関するものです。具体的には、周辺の雑音や音声をリアルタイムに解析することで、不必要な音声を消去し、人間の発話データのみを送信する技術となります。

特許に関する情報
・出願番号: 特願 第2018-187677号
・登録番号: 特許 第6742640 号
・登録日: 令和2年7月31日
・発明の名称: 携帯通信端末、プログラム、および携帯通信端末の制御方法

今後の展開
BONXは、従来の無線電波を使ったトランシーバーとは異なり、スマートフォンのインターネット回線を使ったVoIP(Voice over Internet Protocol)によるクラウドベースのグループ通話ソリューションです。現在までにスポーツ/小売/介護/飲食/病院/建築現場/リモートワークなど、あらゆるシチュエーションにおいて導入され、チームの成長に貢献するTeam Growth Platformとして拡大しています。

・建築現場や介護施設など「業務で手が塞がる」様々な業界での利用拡大
発話を検知しない場合は通信が行われない為、通信量とバッテリー消費量を抑えることができます。両手が塞がっているシーンではデバイスに話しかけるだけで会話を始めることができ、騒音環境下においても人間の声をクリアに伝えることが可能です。この利点を活かして建築現場や介護施設等の業界にて利用拡大を見込んでいます。

・音声ソリューションを活用した現場DXの推進
不要なノイズを除去することで音声認識の精度を向上させることができるため、日報の音声入力や録音データのテキスト化など、音声認識技術を使ったDXソリューションへの活用が期待されます。