株式会社BONXが2020年誕生する新たな街を共に興すプログラム『HANEDA INNOVATION CITY BUSINESS BUILD』のパートナー企業として採択
株式会社BONX(本社:東京都世田谷区駒沢)は、パーソルイノベーション株式会社eiicon company(本社:東京都港区南青山)が運営するオープンイノベーション(※1)プラットフォームeiicon(エイコン、以下「eiicon」)において、経済産業省関東経済産業局、大田区、羽田みらい開発株式会社とともに、羽田空港国際線ターミナル近く、羽田空港跡地第1ゾーンに誕生する「HANEDA INNOVATION CITY」(※2)を舞台にした共創プログラム『HANEDA INNOVATION CITY BUSINESS BUILD』(※3)の、インキュベーションに進むパートナー企業として採択されましたのでお知らせします。
(※1):2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した、「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法です。
(※2)「HANEDA INNOVATION CITY」は、国際線ターミナルから1駅の天空橋駅に直結する、研究開発施設(ラボ・大規模オフィス)、先端医療研究センター、会議施設、イベントホール、日本文化体験施設、飲食施設、研究・研修滞在施設、水素ステーションなどを中心とした複合施設です。(https://haneda-innovation-city.com/)
(※3)『HANEDA INNOVATION CITY BUSINESS BUILD』は、経済産業省関東経済産業局が地域経済の活性化を図るため推進している、「地域中核ローカルイノベーション支援事業」のうち、「社会課題解決・新ビジネス創出オープンイノベーションプラットフォーム構築による中核企業支援事業」の取り組みの一環として開催されます。
『HANEDA INNOVATION CITY BUSINESS BUILD』について
今回は、HANEDA INNOVATION CITYを建設する羽田みらい開発株式会社の全面バックアップにより、HANEDA INNOVATION CITYで活用するビジネスアイデア・サービスを募集<https://eiicon.net/about/haneda-innovationcity-bb2019/>し、「HANEDA INNOVATION CITY」をよりインスピレーションと賑わい溢れる場所にすべく、訪れる方に新たな体験・価値を提供する事業アイデアを共に作り上げていくプログラムを、2020年1月31日(金)・2月1日(土)にプログラム形式で開催しました。
多数の応募の中から9社が、2日間のアイデアのブラッシュアップを行い、厳選なる審査を経て、4つの協業プランがインキュベーションに進むことが決定し、その中にBONXも採択ました。順次、プログラムで選ばれたビジネスアイデア・サービスは、HANEDA INNOVATION CITYを実装の「場」とし、実装パートナー企業のサポートのもと、インキュベーションの実施を予定しており、2020年夏頃のオープンに向けて実証実験・実装準備を進めます。
HANEDA INNOVATION CITY BUSINESS BUILD募集テーマ
1.街との新たなタッチポイント創出
例)
・オンライン・オフラインを活用し、街の魅力的な情報を届ける仕組み
・羽田空港を利用する旅行者が立ち寄るアイデアや仕掛け
・多様な街への交通手段と掛け合わせた新たなタッチポイントの創出
2.ここでしかできない賑わいを生み出す体験価値
例)
・日本の食・芸術・伝統文化を発信・創造する新たな仕掛け
・空港付近ならではの観光資源を活用した新たなエンターテインメント体験
・施設や店舗など街全体での回遊性・賑わいを生み出す仕組み
3.先端技術を活用した新たな社会価値創造
例)
・小型モビリティ等を活用したコリドー空間での新たな移動体験
・先端技術を発信・創出し、ものづくり産業を支援する仕掛け
・運営・パートナー企業
本プログラムは多くの実装パートナーの協力のもと、プログラム当日のメンタリングやインキュベーション期間のリソース提供での実装サポート、その他様々な面からサポートをしていただきます。
1)実装パートナー
・鹿島建設株式会社
・大和ハウス工業株式会社
・京浜急行電鉄株式会社
・日本空港ビルデング株式会社
・エイベックス・エンタテインメント株式会社
・京セラ株式会社
・ソフトバンク株式会社
2)運営
・経済産業省関東経済産業局
・大田区
・羽田みらい開発株式会社
・eiicon company
協業プラン概要
<株式会社BONX>
(1)協業プラン
「日本全国遊び場化計画」
※提案資料の一部抜粋
株式会社BONXについて
2014年、日本のスノーボーダーで起業家の宮坂貴大が創業。「スノーボード中に仲間と会話したい」という思いからBONX Gripを着想し、ビジョンに共感したエキスパートたちを集めてチームを結成。その後、約1年間の開発期間を経て実施したクラウドファンディングで、当時日本のIoTスタートアップとしては最高額となる2,500万円強を達成し、スポーツやアウトドアの領域から一般販売を開始した。2017年夏には北米にもサービスを展開し、同年12月には法人向けサービスBONX for BUSINESS(現 BONX WORK、以下BONX for BUSINESS)を国内でスタートさせた。また、2019年8月にはBONX for BUSINESSのオープン化により、音声データを活用することで業務効率化を目指すbonx.ioをリリースし、同年12月には会話をテキスト化するSTT機能のβ版をリリースした。