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【BONX×建設】建設・土木・工場に役立つBONXの活用事例まとめ

【BONX×建設】建設・土木・工場に役立つBONXの活用事例まとめ イメージ

建設・土木・工場においてインカムは遠隔で働くスタッフの安全確認や指示出しに欠かせないツールです。しかし建設DXの浸透によって無線機の電波障害や故障修理にかかるコストが問題視され、セキュリティの脆弱性も目立つようになってきました。
近年ではこれらの課題感を解消する音声DXとしてスマホインカムBONX WORKが選ばれています。建設をはじめ土木、工場、整備への導入が拡大しているBONXですが実際にはどのような利点があるのでしょうか。
この記事では現在BONXをご利用いただいている企業の導入事例をご紹介します。
インカムアプリならではの機能性や特徴を踏まえ、導入後のイメージをシュミレーションしてみてはいかがでしょうか。

松本車両センター様

業種:車両点検・整備/利用人数:30名/端末:BONX Grip/プラン:ビジネス

松本車両センター様ではJR東日本車両の整備・点検が行われています。
安全かつ快適な車両を提供するため社員のチームワークで整備・点検を行っている企業です。
従来使用していたトランシーバーでは煩雑な面が多く、円滑なコミュニケーションが困難だったとのこと。コミュニケーションの質の向上、さらには作業員の安全管理を一層強化するためにBONXを導入いただきました。

トランシーバーの課題を解決 JR東日本車両センターでBONXが採用された理由|JR東日本 松本車両センター様

整備点検において問題視されていたトランシーバーの煩雑さ

従来はトランシーバーをポケットに入れて作業しており連絡する度に出し入れする必要があったそうです。また点検作業中は連絡するたびに工具とトランシーバーを持ち替えなくてはならず、ポケットから同時に他のものが落下してしまう可能性も不安視していました。
また通信範囲に関しても課題感があったそうです。松本車両センター様で検査している車両は最大9両編成と、トランシーバーでは音声が届かない距離に及びます。
さらに他社のトランシーバーと利用中の周波数帯が重なってしまうことで起きる混信といったトラブルも発生し、誰に対する指示なのか判断に困るケースもあったとのことです。
BONXを導入してからは音声を綺麗に受け取り・伝えることが可能に。通信エリア無制限のBONXで音声が途切れて聞こえないといった課題も解消されました。
松本車両センター百瀬様より「本当に隣で誰かが喋っているような感覚でコミュニケーションができている」とご好評をいただいております。また報告や連絡を聞き逃すということがなくなり、コミュニケーションの質が高まっているとソリューション導入の手応えを感じておられました。

リアルタイム通話が整備の時間短縮に貢献

BONXはボタンを押すだけで同じ作業をしているメンバー全員に情報を伝えることができます。
以前のようにポケットからトランシーバーを出し入れする手間が解消され、瞬時の情報共有が可能に。その成果として整備にかかる時間が削減できていると言います。
早く車両を点検しなくてはならない際に、連絡に時間を奪われてしまっていては運転再開の時刻にも遅れが生じてしまいます。情報をリアルタイムで受け取れる利便性に導入のメリットを実感いただきました。

チームワークが求められる現場でコミュニケーションが向上

BONXを利用する前と比べ普段のコミュニケーションそのものが頻繁に行われるようになりチーム連携が深まったそうです。情報が変化せずにしっかり全員へ伝えられるのがチームワーク向上の要因だと言います。
携帯電話からBONXへ切り替えたことで一対一の通話からグループトークへ変化し、コミュニケーションが加速したとご感想をいただきました。現在は関連性の低い会話にも積極的に参加したりフォローしたりと、情報を発信する側と受け取る側の双方が円滑なコミュニケーションを築いています。

大和鋼管工業株式会社様

業種:製造メーカー/端末:BONX BOOST/プラン:ビジネス

大和鋼管工業株式会社様は溶融亜鉛メッキ技術を用いて鉄パイプを製造するメーカー企業です。
遠距離で働く作業員同士の通信手段としてかねてよりBONX Gripをご愛用いただいており、最新ハードウェアBONX BOOSTのリリースを受け騒音の激しい技術部へも利用範囲を拡大。広大な敷地面積を有する製造工場においてシステムサポートと出荷部、裁断職人らが音声を通じて効率的に連携しています。
導入の成果についてお話を伺ったところ、BONX WORKを導入して以来、移動時間が大幅に削減され安全性と生産性が向上したとのご意見をいただきました。

製造現場の騒音を打破!クリアな音声で距離無制限の通信が可能に|大和鋼管工業株式会社様

出荷時のスムーズな導線が形成され歩数が約10%まで減少

大和鋼管工業株式会社様ではシステムサポートと出荷部が通信を行うためのトークグループを別に作成。
BONX Gripを使用している出荷部に関しては「ここではどの製品を出荷しているのか、どこのシャッターにどのトラックが入っているのか」など移動の導線を短くするための音声やり取りを行っているそうです。
BONXを導入したことで相手とリアルタイムに連絡が取れ、入れたいシャッターの近くにいる人がいれば空きのシャッターを一斉に伝えられるようになりました。これにより無駄な移動や作業に入る前の時間を最小限に抑えることに成功。
長距離を徒歩で伝えに行っていたシステム導入前と比べ、約10%ほどに歩数が削減できたのが大きな成果だと語られました。

耳栓が必要な騒音レベルでも音声やり取りが可能に

BONX BOOSTと延長マイクの組み合わせが騒音の激しい裁断の部署で活躍しています。
(延長マイクとはイヤフォンから口元までマイクを伸ばし、ダイレクトに声を飛ばすことのできるオプションパーツ)
これまでスタッフが遠くから身振り手振りハンドサインで伝えていたと言いますが、気づいてもらえないことも多々あったそうです。
切断の作業中には鉄と鉄が擦り切れるような大きな金属音と高い音が出るため、電話をかける際には一度現場から離れて静かな場所へ移動しなくてはなりませんでした。
このように激しい騒音の中でもBONX BOOSTによって安定したやり取りが可能に。
現在では職人が感じた違和感や熟練の勘など細かいやり取りまでできるようになり、離れた場所にいるメンバーへ一斉共有しているそうです。

裁断の作業中にはハンズフリーモードを活用

騒音の現場で働く裁断部のスタッフからも最新ハードウェアのBOOSTの音質と機能性をご好評いただいております。
パイプの裁断中は両手が塞がっているため一度手を止めて連絡しなくてはなくてはなりませんでした。しかしBONXのハンズフリーモードであれば必要な時に声を発するだけで相手へ伝えることが可能です。
自動で音声を検知し話が終わると送信状態が停止される発話検知機能はBONX独自の持ち味。作業中でも隣で会話しているかのような感覚で自然な会話が叶います。
これまでイヤフォンが使えなかった騒音の環境下でハンズフリー機能が利用できるのは非常に便利とのこと。具体的には技術部のスタッフ同士で何かを手伝ってほしい時や次の準備を整えておいてほしい時などに活用されています。
騒音の現場でスマホの着信がBONXで受け取れる点も便利だと語られました。

株式会社安藤大理石様

業種:石工業/端末:BONX Grip

株式会社安藤大理石様は建築用石材の素材の提案、設計、加工、施工までを一貫して行う会社です。
スタッフの連絡手段として以前はスマホを使用していたそうですが、工場の騒音の中では連絡しても気づかない、繋がらないということが頻繁でした。また作業中は手を止められない状況なのでスムーズに連絡が取れなかったといいます。

騒音の多い工場内で作業の手を止めずに連絡が取れるようになりました|株式会社安藤大理石様

スタッフ全員への一斉共有が時短に貢献

導入以前は司令塔がスマホを使って指示伝達を行っており、一対一でしかやり取りできませんでした。これまで1人のスタッフから順に連絡が回っていたのが、BONX導入後には全員に一瞬で指示が伝わります。
BONXで一対複数の会話が実現し細やかなニュアンスまで共有できるようになり、伝言ゲームのように徐々に会話が薄れたり伝え間違えたりといった問題が解消されたそうです。
時短という意味でも効果が発揮され、非常に画期的で便利なツールであるとご意見をいただきました。

某ゼネコン様

某ゼネコン様のトンネル工事の現場では連絡手段としてスマホを使うのが一般的でしたがBONX導入後は一斉発信が可能になり電話代と時間を削減できたそうです。
またスマホでの連絡では同じ質問を別のスタッフから受けることも度々あります。ですがBONXでは全員が聞いているため他者の会話から疑問をキャッチアップすることも可能です。

伝達にかかる待機時間を削減することで業務を効率化

時間がない中で待機時間をできるだけ減らすことができるのも大きな成果だと言います。
距離無制限のBONXであれば見えない距離感にいる相手とも会話しているような感覚で繋がることが可能です。
例えばトレーラーが発進した後に軌陸車を何番ゲートに出しますといった時、軌陸車搬出確認へ行く人、注意事項を伝える人、配置確認をする人、写真撮影をする人、作業を代行できる人などが一斉に行動を起こすことができます。
このように伝達にかかっていた時間を削減することで業務の効率化が図れるのです。

ハンズフリー操作とチーム連携が安全性の向上に貢献

BONXのハンズフリーモードが建設現場における安全性の向上にも貢献しています。特許取得の発話検知機能によって測量や重機の操縦時にもハンズフリーでのやり取りが可能に。
騒音の激しい現場では合図に気づけないシーンも多々ありますが、ノイズキャンセリング搭載のBONXハードウェアを介して耳から情報を受け取ることができます。
特に重機などの操縦中には周辺スタッフによる危険予知管理が非常に重要ですが、複数名で多方面から安全を確認できるためKY活動の成長にも一役買っているのです。
作業員同士が作業班別にBONXで繋がり、人払いや声かけを行うなどして幅広い業態で活用されています。

まとめ

建設業や製造工場では業務の効率化と安全確認のために円滑なコミュニケーションが欠かせません。
無線機やトランシーバーでは難しい距離無制限の通話が叶うのはスマホの他にIP無線機もありますが、建設業において最も実用性が高く低コストで手軽に導入できるのはスマホインカムだと言えるでしょう。
BONXの特許取得の発話検知機能はハンズフリーが利用できるだけでなくデータ通信料の削減にも効果的です。
専用ハードウェアのBONX Gripと最新モデルのBONX BOOSTは衝撃に強く防水・防塵性能などタフなスペックが備わっています。デュアルマイク方式のノイズキャンセリングによって騒音の現場でも利用が可能です。既存データのデジタル化だけでなく現場コミュニケーションの活性化による建設DXにご興味がありましたらぜひお問い合わせください。
こちらの記事では建設・土木に適切な専用ハードウェア(全3種)をまとめていますので参考にしてみてはいかがでしょうか。

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