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免許不要!無線機を無免許で利用する条件とおすすめの無線機とは

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インカムやトランシーバーなど離れた人ともスムーズにコミュニケーションを取ることができる便利アイテムが無線機です。しかし基本的に無線機を使用するためには免許が必要であり、5年ごとに免許の更新手続きも行わなければなりません。

免許の取得・更新に必要な手続きはとても複雑かつコストがかかるため、できる事なら免許不要で使える無線機を使いたいと考えられている方もいらっしゃいますよね。 そこでこの記事では免許不要で持つ事ができる無線機について分かりやすく解説していきます。ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください!

無線機を利用するためには基本的に免許が必要

1Wを超える出力の無線機を使用するためには総務省の管轄する総合通信局へ免許の申請を行う必要があります。また1度免許を取得すればずっと使えるというものではなく5年ごとに免許の更新も必要です。

免許の取得費用も必要で、1W以下の無線機の場合は電子申請の場合一台あたり2,550円、申請書による申請の場合は一台あたり3,550円必要となります。さらに500Wを超える無線機に関しては電子申請の場合一台あたり19,300円、申請書による申請の場合一台あたり30,200円もの申請料金が必要です。

このように免許が必要な無線機を保有する場合はデバイスの管理コストの他に免許の管理コストも必要となるため毎月大きなコストが発生してしまいます。

無線機の使用に免許が必要な理由

なぜ無線機を使用するために免許が必要なのでしょう。電波は無限に使えるものと考えられている方も多くいらっしゃるかもしれませんが、実は電波は有限希少な資源であり無限に使用できるものではありません。

電波の使用を制限することなく野放しにしているとさまざまな電子機器が発する電波と干渉してしまったり、電波が枯渇してしまったりと社会インフラ上さまざまな弊害が生まれることになります。そこで総務省の総合通信局が日本国内での電波を管理するために免許制度が採用されることになりました。

また、電波の効率的な活用という観点から2024年12月1日を持って350MHz及び400MHzのアナログ無線機が使用できなくなることが決定しました。 下記のTIPS記事をご確認いただければ、アナログ無線の廃止前までにやっておくべきことがわかります。

アナログ無線機が2024年12月1日で廃止に!使用期限前にやるべき対処法

これは電波が有限希少な資源であるため、より効率的に電波を活用できるデジタル無線機へ移行させることを目的としています。 このように電波の利用を免許制度にすることで状況に応じて使用許可を与えたり、逆に使用許可を取り消したりすることができます。そのため無線機の使用には免許が必要なのですね。

免許不要で持てる無線機の条件とは

可能であれば免許の管理コストもかからず国の政策に左右されない免許不要で持てる無線機を使いたいですよね。無線機を免許不要で持つ事ができる条件として

・電波が微弱な無線機であること
・小電力かつ特定の用途に使用する無線機であること

これらの条件を満たす必要があります。それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください。

① :電波が微弱な無線機であること

総務省が免許で電波の利用を制限する目的として、電波が有限希少な資源で有るため、電波の有効活用を促進する必要があることが挙げられます。
しかし携帯電話のアプリなどで利用することができるBluetoothトランシーバーなど極めて微弱な電波まで免許で規制するのはとても多額な手間とコストが必要となってしまい、国にとっても国民にとってもメリットがありません。そのため電波が微弱な無線機は免許の申請が免除されています。

②:小電力かつ特定の用途に使用する無線機であること

無線機を免許不要で持つ事ができる条件として、小電力かつ特定の用途に使用する無線機であることが挙げられます。具体的には

・空中線電力が1W以下であること。
・総務省令で定める電波の型式、周波数を使用すること。
・呼出符号または呼出信号を自動的に送信しまたは受信する機能や混信防止機能を持ち、他の無線局の運用に妨害を与えないものであること。
・技術基準適合証明を受けた無線設備だけを使用するものであること。

<引用:総務省電波利用ホームページ

これらが条件となっています。しかしこれらの文章を読んでもなかなか理解するのは難しいですよね。下記ではこれらの条件に当てはまる無線機を紹介させていただくので参考にしてください。

免許不要で持てる無線機は特定小電力トランシーバーとIP無線機の2種類

免許不要で持つ事ができる無線機は特定小電力トランシーバーとIP無線機の2種類です。無線機には簡易業務用無線機と呼ばれるタイプのものもありますが、簡易業務用無線機の使用には免許が必要なので注意してください。

導入コストが安い特定小電力トランシーバー

特定小電力トランシーバーは出力が弱く最大500mほどの距離としかコミュニケーションを取ることができません。また遮蔽物や障害物にも弱く電波を遮るものがあると上手く通信する事ができません。 しかし特定小電力トランシーバーは免許不要で利用することができ導入コストも安いのが特徴です。そのため小規模な飲食店やイベントなどにおすすめです。

全国どこでもコミュニケーション可能なIP無線機

IP無線機は携帯電話回線を利用した無線機です。そのため携帯電話が繋がらない山奥や地下などでは利用することができません。また携帯電話と同じように利用の有無にかかわらず毎月通信料を支払わなければなりません。

しかし、IP無線機は携帯電話回線が繋がるエリア内同士であればどんなに離れている場所とでも瞬時にコミュニケーションを取ることができ業務効率を最大化する事ができます。 このような理由からIP無線機は客席数が多い飲食店や大規模なイベントなどにおすすめです。

[関連記事]IP無線とは?メリット・デメリットを初心者に向けて解説!

免許不要で使える無線機をお探しならBONX WORKがおすすめ

免許不要で利用することができる無線機をお探しならBONX WORKがおすすめです。BONX WORKの特徴として

・免許不要で持てる
・ネットに繋がればどんなに離れていてもコミュニケーション可能
・サブスクリプションだから毎月定額で使える

このような特徴が挙げられます。それぞれ詳しく解説していくのでぜひ参考にしてください。

特徴①:免許不要で持てる

BONX WORKはインターネット回線を利用したサービスです。そのため簡易業務用無線機のように利用するために免許を申請したり更新したりする必要がありません。免許不要で気軽に使う事ができるのが特徴です。 またBONX WORKであれば免許不要で利用することができるため国の方針により突如使えなくなってしまうリスクが少ないです。そのため安心して利用することができますよ。

特徴②:ネットに繋がればどんなに離れていてもコミュニケーション可能

通常の無線機であれば無線機同士でやり取りを行うためコミュニケーションを取ることができる範囲にはどうしても限界があります。しかしBONX WORKはインターネット回線を通して通信を行うためインターネット回線に接続できる場所同士であれば距離に縛られることなくコミュニケーションを取ることができます。

特徴③:サブスクリプションだから毎月定額で使える

BONX WORKはサブスクリプションサービスです。そのため携帯電話のように通話すればするほど利用料金がアップすることはありません。 実質月額500円/アカウントから利用することができるエントリープランをご用意。そのため免許不要で気軽にお試しいただく事ができます。

BONX WORKの詳細な料金プランやその他のプランについては、下記のホームページよりご確認ください。

BONX WORKの料金プラン

まとめ

この記事では免許不要で利用することができる無線機について解説させていただきました。基本的には無線機を利用するために免許が必要です。しかし一定の条件を満たす事で免許不要で無線機を使用することができます。

また免許不要で持つ事ができ、距離に縛られることなくコミュニケーションを図りたいのならBONX WORKがおすすめです。BONX WORKであればインターネット回線を利用しているため免許不要で利用することができ、インターネットに接続できる環境下同士であれば距離に縛られることなくコミュニケーションを取ることができます。

ぜひこの機会にBONX WORKへのお乗り換えを検討されてみてはいかがでしょうか。

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