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インカムアプリとは?無線機との違いや必要な製品・費用を解説

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インカムは店舗や宿泊施設、医療機関・工事現場など多方面での業務連絡に活躍しています。しかし従来のインカムには高額なランニングコストの発生に加え、故障や紛失などのリスクもあります。
また、企業によっては「高額なので台数が増やせない」「電波が不安定で通話が困難」「無線機が重い」というのも大きな課題です。
さらにデジタル化が推進される昨今では「無線機・PHSからスマホ利用に切り替えたい」という企業も増えてきています。そんな中、従来の問題点を解決する音声ツールとして推進されているのがインカムアプリです。
そこで今回はインカムアプリとは何かについて必要な製品・費用を含め一挙にご紹介します。

話題のインカムアプリって何?

IP無線アプリ イメージ

昨今では無線機に代わる業務用インカムとして、企業や団体にインカムアプリが導入されています。
インカムアプリとは、専用アプリをスマホにダウンロードし無線機として利用するグループコミュニケーションツールです。
ここからはインカムアプリならではのメリットや機能・費用の詳細についてはここから詳しく解説します。ぜひ最後までお読みください。

IP無線アプリとは?機能や特徴、無線機との違いを解説

インカムアプリ・従来のインカム無線機の違い

インカムアプリとインカム無線機の違い

ここまで、インカムアプリとは何かについて解説しましたが、従来のインカム無線機とどのような違いがあるのでしょうか。まずは上の表を参照し、両者を比較してみましょう。

意外と高い?インカムの導入費用を解説!

導入費用・ランニングコスト

まず両者の大きな違いとして挙げられるのは、費用です。上の表からもわかるように、無線機には導入費用やランニングコストなど、1台につき高額な費用がかかることがわかります。
一方でインカムアプリは導入の初期費用が安価もしくは無料であり、ランニングコストも月々のアプリ使用料のみなので「できるだけコストを抑えたい」という企業様にも安心して導入が可能です。
なお、初期費用およびアプリ使用料・料金プランなどは各社で異なるため、事前の比較検討をおすすめします。

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通信範囲

2つ目に挙げられる違いは、通信可能な範囲です。無線機の通信範囲はおよそ200m〜300mと制約があるのに対し、インカムアプリはネット環境・IP通信サービスエリア内であれば、距離無制限でどこでも使用することができます。
そのため遠距離との業務連絡も可能になり「障壁が多く電波が不安定になりやすい」「広い会場でインカムを使用したい」「別の階や屋外のスタッフとも情報共有したい」といった場合もインカムアプリであれば、広範囲でスムーズな通話とチームワークが実現します。

通信方式・リスク

3つ目に挙げられる違いは、通信方式とリスクです。従来の無線機では複数人での通話はできるものの障壁等の影響を受けやすく、インカムの電波が不安定になり音声が聞きとりづらいという欠点があります。
その一方でインカムアプリはネット環境が繋がっていれば、クリアな音質で複数人での同時通話も可能です。このようにインカムアプリでは、従来の無線機のデメリットを改善できることが理解できます。
なお、注意点として両者にはそれぞれ通信上のリスクがあります。インカム無線機には混信・盗聴のリスクがあり、インカムアプリには通信障害などによる利用制限・停止が懸念されるということ。そのため、場所によっては中継機を設置するなど、事前にインカムを利用する距離や環境を把握しておくことが大切です。

IP無線アプリとは?機能や特徴、無線機との違いを解説

インカムアプリ導入のメリットとは

トランシーバー ペアリング イヤフォン

ここまでの内容をふまえ、次はインカムアプリ導入のメリットについて深堀り解説します。

導入や維持・管理コストを削減できる

前述の通り、従来のインカムは高額な導入費用・ランニングコストがかかるという現実があります。そのため「業務に必要なのに導入しづらい」「少ない台数で運用するしかない」といったデメリットがあります。
一方インカムアプリでは月額使用料のみ負担すれば良いので大幅なコスト削減が可能です。また、アプリ導入によるコスト削減は運用台数の追加や、業務効率化やコミュニケーション改善といったメリットも生み出します。

スマホ1台での快適な持ち歩きが可能

従来のインカムは、無線機の重さが問題でした。インカム運用にて端末が業務を妨げるとスムーズな業務連絡が困難となり、思わぬ伝達ミスや事故の引き金にもなりかねません。
一方インカムアプリでは、専用アプリをダウンロードしたスマホだけを持ち運べば良いため、携帯性が高く業務利用も快適です。なお、インカムアプリの使用に必要なものについては後ほどご紹介します。

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インカムアプリならではの便利な機能

通信距離イメージ

インカムアプリには業務上のコミュニケーションを改善し、より円滑化する機能が数多く搭載されています。そこで今回は、インカムアプリならではの便利な機能をご紹介します。
自社のインカムアプリ導入検討・情報収集にぜひお役立てください。

Bluetooth接続でハンズフリー通話ができる

従来のインカム無線機にはBluetooth機能の有無により、ハンズフリーで使用できるものとそうでないものが存在します。
一方インカムアプリはスマホ利用でBluetooth機能に対応しているため、イヤフォンマイクとのワイヤレス接続が可能です。そのため、ハンズフリーで通話が可能となり手が離せない時にも継続使用することができます。

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ネット環境があれば距離無制限で通信・通話可能

インカムの使用場所によっては障壁・障害物が多く、スタッフの常駐エリアが別の階に分かれていることも多々あります。そのため、従来のインカム無線機では「電波の不安定さがストレスに感じる」「混信や聞き逃しにより業務にならない」といったことが頻繁に起こる可能性があります。
しかし、インカムアプリでは上記デメリットが改善されており、携帯キャリアサービス圏内およびネット環境に繋がっていれば距離無制限で快適に通信・通話が可能です。

複数人でリアルタイムな同時通話が可能

離れた相手とのチームワークにはインカム導入だけでなく、コミュニケーションの即時性が大切です。しかし従来のインカム無線機では、グループ通話はできるものの同時通話はできません。
そのため「相手が話し終わるのを待たなければならない」「通話にタイムラグが発生する」といった通話上のデメリットがありました。
一方インカムアプリでは通信品質も大幅に改善されており、複数人グループでの同時通話機能も搭載されています。
以上のように、インカムアプリは従来の無線機におけるデメリットが改善され、リアルタイムで快適な業務連絡・コミュニケーションをサポートしています。

インカムのグループ通話・同時通話の注意点とおすすめ製品を解説

インカムアプリの使用に必要なもの

インカムアプリに必要なもの

ここからは「インカムアプリの使用に必要なもの」をご紹介します。インカムアプリを使う上で必要となる環境・製品は以下の通りです。
インカムアプリをご利用の際は、以下の3点を必ず用意しましょう。

①インターネット環境

冒頭でご紹介の通り、インカムアプリにはIP無線方式が導入されているため通信・通話にはインターネット環境(Wi-Fi・4G・5G)が必須です。
そのため、まずはインカムアプリを使用する店舗・施設のインターネット環境の有無を確認し、電波など使用上の問題がないかを事前に検証する必要があります。

②専用アプリをダウンロードしたスマホ

インカムアプリの使用には、お手持ちのスマホに専用アプリをダウンロードする必要があります。
そのため、インカムアプリの利用開始後に最新のアプリを予め確認・ダウンロードし、アカウント作成やネット環境への接続および通話テストなど必要な設定を進めていきましょう。

③イヤフォンマイク

インカムアプリでの使用には、通話など必要に応じてイヤフォンマイクが必要です。なお、ハンズフリーでの業務使用の際にはBluetooth対応のイヤフォンマイクがおすすめです。
しかし「種類が多すぎてどれを選べば良いかわからない」「長時間使うので耳が痛くならないものが良い」といった方も多いのではないでしょうか。
なお、弊社ではインカムアプリBONX WORKとセットで快適に使える自社開発のハードウェアをご提供しております。

インカムアプリ導入は「BONX WORK」がおすすめ

BONX WORKは導入の初期費用やランニングコストを削減し多機能であらゆる利用環境にも耐えうるといった面から、業界を問わずおすすめの音声コミュニケーションプラットフォームです。

低コストなのに高品質。BONX WORKの魅力

・月額制でリーズナブル。ビジネスに適した次世代インカムアプリ
・無線機の持ち歩き不要。お手持ちのスマホが無線機に
・チームもしくは1対1での同時通話可能
・Bluetooth対応で双方向通信・完全ハンズフリー
・距離無制限で通信・通話可能
・発話機能も高く、対面しているかのような高音質
・混信・盗聴のない通信システム・セキュリティを導入
・チャット/画像送信/文字起こし/録画機能も搭載

なお、サービスの詳細につきましてはBONX WORK 公式ウェブサイトもご覧ください。

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対面でのコミュニケーションを再現。専用ハードウェアをご用意

BONX WORKでの通話にはお手持ちのイヤフォンマイクを使用いただくことも可能ですが、BONXが自社で開発した純正イヤフォンマイクも販売・レンタルしております。
なお、BONX純正ハードウェアは軽量でミニマルなデザインだけでなく、専用アプリとの互換性や防塵防水性にも優れており多目的で業務使用できる性能を兼ね備えています。
また、最新のBONX BOOSTでは最大10時間、BONX Gripは最大7時間、BONX miniは最大3.5時間と長時間の連続通話が可能です。

自社のビジネスに合わせた料金プランをお選びください

BONX WORKではビジネスシーン・規模に合わせてご利用いただけるよう、サブスクリプションプランをご用意しております。ご利用に応じて、アプリケーションおよび純正ハードウェアの料金プランをお選びください。

プランと価格

なお、料金プランの詳細につきましては、こちらのページをご確認ください。
純正ハードウェアのレンタル価格につきましても、上記ページにてご案内しております。

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インカムアプリ導入でコミュニケーション課題を解決!

チーム連携イメージ

話題のインカムアプリについて、従来の無線機との違いや導入に関する情報(メリット・必要なもの・弊社サービス)などを一挙にご紹介しました。
インカムアプリの導入は現場のやりとりを効率化し、チームのコミュニケーション課題を解決に繋げることができます。

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