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スマホアプリがトランシーバーとして利用可能!特徴や機能をご紹介

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トランシーバーと聞くとごつごつした黒いお弁当箱のようなデザインをイメージされる方も多いかと思いますが、実は最近お使いのスマートフォンにアプリをインストールするだけで簡単にトランシーバーを利用できるようになりました。
今使っているスマートフォンがそのままトランシーバーとして早変わりするため、新たにデバイスを購入する必要がなく初期費用を抑えつつトランシーバーを導入することができます。
そこでこの記事ではトランシーバーのアプリについてわかりやすく解説していきます。記事の最後にはおすすめのトランシーバーアプリも紹介していくので、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください!

スマホトランシーバーとは

スマホ スピーカーで会話 イメージ

仕組みは簡単で、スマホに専用アプリをインストールし、お手持ちのイヤフォンマイクやヘッドフォン、Bluetoothイヤフォンと連結するだけです。
電波を利用する無線機やトランシーバーと異なり、免許不要・登録不要で誰でも自由に利用でき、携帯会社のIPネットワーク(4G、5G、Wi-Fi)を利用するため通信距離は無制限となっています。
無線機といえば無骨で重たいイメージがありますがトランシーバーアプリの機器端末はスマホであるため見た目も非常にスマート。スマホならポケットや専用のミニバックに入れて簡単に持ち運びができ、社用携帯としても活用できるのは便利ですよね。
トランシーバーアプリはスマホとイヤフォンマイクをコードでつなぐかBluetoothイヤフォンでワイヤレスにするかによっても利便性が異なります。
専用のアプリケーションには現場のコミュニケーションを支える様々な機能が搭載されており、無線機と比べ汎用性が高くIPネットワークを利用した通信で安全性にも長けているため法人や団体を中心に導入が進められているのです。

トランシーバーの通信距離はタイプにより異なる【伸ばす方法も紹介】

トランシーバーアプリと無線機の違い

Wi-Fi イメージ

通信距離の違い

無線機とトランシーバーとで大きく異なる点は通信距離です。免許局または登録局へ届出が必要な無線機は出力によって届く距離に違いがあり、出力の小さい特定小電力トランシーバーでは約200、長くて500m程となっています。
企業団体で使われる簡易業務用無線機は最大で約10kmに及ぶ機器が多いとされており、イベント会場や工事現場で使う分には十分の出力を発揮します。しかしIPネットワークを利用しない限り無線機には距離制限があるため、障壁や建物の構造によって通信が途絶えてしまうことが考えられるのです。
一方でトランシーバーアプリはスマホのデータ通信を利用するためインターネット環境下であれば通信距離に制限なく海外の相手とも通信ができます。
現場から遠く離れることがあっても現地のスタッフと常に繋がっている状態を保てるのがトランシーバーアプリの特徴です。

通信方式の違い

従来の無線機やトランシーバーは電波を使って音声を受け取ったり送ったりを交互に繰り返しています。
相手が話している時は自分は声を発することができず、万が一互いの声が被ってしまった場合はピーッといった警告音がなり、一時的に使用停止状態となります。
このように交互にやりとりを行う方式を単身方式の交互通信といい、無線従事者の間では相手の会話中に割り込んではいけないというルールが常識化しています。
また受信機から送信機に切り替えるために発話中はボタンを長押しする必要があるため、ハンズフリーでのやりとりができないのも無線機の特徴です。
トランシーバーアプリは複数名と一斉に通話ができ音声が重なっても問題なく会話が続けられます。またボタンを長押しする必要もなく、モードを設定するだけで継続的なハンズフリー通話ができるのも無線機と異なる点です。

トランシーバーアプリの特徴・機能

トランシーバーアプリの特徴

上述の通りトランシーバーアプリは個人から法人・団体まで幅広く活用されているアプリです。
ビジネス向けのコミュニケーションに特化した機能が搭載されており、免許不要でコスパの高いトランシーバーとして知られています。スマホトランシーバーやスマホインカム、IPトランシーバーなど呼び方は様々です。
トランシーバーアプリには基本的に専用のイヤフォンマイクが必要になります。アプリのみ提供しているサービスでは他社製品のイヤフォン、ヘッドフォンを別途購入する必要がありますが、両方を提供しているサービスではアプリとイヤフォンの双方をサブスクで決済することが可能です。

トランシーバーアプリの機能

トランシーバーアプリはインターネット回線を経由して通信を行うため、LINEのように複数名での同時通話ができます。また指定したメンバーでグループを作成しトークやチャットでコミュニケーションを図ることも可能です。
さらにアプリ上ではテキストの送受信や文字起こし、アナリティクス分析、翻訳、GPSなど各社様々な性能を持ち合わせており現場のDX化を加速させる効果にも期待ができます。
音声が録音再生できるのもトランシーバーアプリならではの機能の一つです。揮発性の高い音声を見える化し業務の記録や振り返りに活用している企業が近年増加しています。

トランシーバーアプリを使うメリット

ブルートゥースイヤフォン イメージ

トランシーバーアプリを使うメリットとして

・今お使いのスマートフォンをそのまま利用できる
・アプリのインストールだけでかんたんに利用できる
・広いエリアで通信可能
・ネットワークを経由するため災害時にも繋がりやすい
・免許不要で利用できる
・録音機能や文字起こしなどIT技術が利用できる

このような点が挙げられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット①:今お使いのスマートフォンをそのまま利用可能

一般的なトランシーバーを導入する場合は一台一万円以上するトランシーバー本体を二台以上購入しなければなりませんが、トランシーバーアプリであれば今お使いのスマートフォンをそのまま利用することができ、新たにデバイスを購入する必要もありません。
そのため初期費用をかけることなくトランシーバーを導入することができます。

メリット②:アプリのインストールだけでかんたんに利用できる

スマートフォンでトランシーバーを利用することができるとわかっても、難しいのではとお考えの方も多くいらっしゃいますよね。
しかし実は専用アプリをお使いのスマートフォンにインストールするだけで簡単に今お使いのスマートフォンをトランシーバーへと早変わりさせることができます。
アプリをインストールするだけで個人用・業務用のトランシーバーとして利用できるのは便利です。

メリット③:広いエリアで通信可能

スマホ電話と同様にトランシーアプリは距離に制限なく広範囲で通信ができます。
無線機は出力の強いタイプでも約10kmほどと通信エリアに限界がありますが、広大な敷地内や階層の高い建物、長距離移動時にも手軽に利用できるのは便利です。

メリット④:災害時にも繋がりやすい

電話で使われる音声周波数帯域でなくデータ通信帯域(インターネット回線)を利用することから災害時の通信手段としても役立ちます。
また、従来のトランシーバーは遮蔽物や障壁、地形の影響を受けやすく、災害によって倒壊した建物や崩れた壁などがあると通信が取りづらくなるのです。
その一方で環境に左右されづらいトランシーバーアプリであればコミュニケーションを図ることが可能。震災や火災が発生した際に自治体や医療スタッフ、レスキューなどで活躍します。
※災害時にドコモ、au、ソフトバンクが無料提供する公衆無線LANサービス「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」も利用可能です。

メリット⑤:免許不要で利用できる

業務用として利用される簡易業務用無線は免許局または登録局の申請が必要です。一方トランシーバーアプリは免許不要で誰でも利用できます。

メリット⑥:録音機能や文字起こしなどIT技術が利用できる

トランシーバーアプリによって性能・機能は異なりますが、録音機能や文字起こし、チャット機能、音声入力、ソリューション連携による外部システムとの連携など最新のIT技術を活用することができます。

トランシーバーアプリを使うデメリット

バッテリー イメージ

・スマホのバッテリーの減りが早くなる
・無料版の場合はやり取りできる人数に制限がある

などのデメリットが挙げられます。それぞれのデメリットについて解説させていただくので、ぜひ参考にしてください。

デメリット①:スマホのバッテリーの減りが早くなる

トランシーバーの場合、いつでも相手からの連絡を受信できる状態にしておく必要があり、常に通信した状態を継続しています。そのため、バッテリーの減りが早くなってしまいます。
また、社用のスマートフォンが用意されていない場合は従業員個人のスマートフォンを利用させてもらう形になり、バッテリーの減りが早いと不満が出てしまう原因となってしまう場合があります。
そのため、トランシーバーアプリを利用する際はモバイルバッテリーとセットで利用することをおすすめします。

デメリット②:無料版の場合はやり取りできる人数に制限がある

トランシーバーアプリには無料版と有料版の2種類がありますが、無料版のトランシーバーアプリは約5人前後での利用に制限されているものがほとんどです。
小規模な事業者様なら無料スマホアプリのトランシーバーでも十分ですが、5人以上での利用を考えている場合や法人利用する場合は無料アプリでは不十分と言わざるを得ず、有料版のアプリを利用する必要があります。

デメリット③:通信できないエリアがある

インターネット回線やWi-Fiを使って通信を行うため、山に囲まれている場所や過疎市町村などでは利用することが難しいと言えます。
建設現場や自然公園、各レジャースポットなどで無線LANが設置されているように、インターネットの届かない場所のWi-Fi整備は進んでいるものの利用できないエリアがあるのです。

トランシーバーアプリの導入事例・利用シーン

bonxworkアプリ 利用イメージ

トランシーバーアプリは個人から法人まで幅広く利用されています。

個人の場合・・・サバゲー・レジャー・ツーリング・登山・マリンスポーツ・その他アクティビティなど
法人の場合・・・病院・介護・ホテル/旅館・小売(アパレルやディーラーなど)・建設・消防・航空・タクシー・プロスポーツ・物流・工場・イベント会社・オフィス・保育事業など

また米国ではハリケーンの接近でアプリのダウンロード数が急増したとのニュースが話題になりました。緊急時に備えて利用を検討する人が増加することも考えられますね。

トランシーバーアプリをお探しならBONX WORKがおすすめ

ヤナセオートモーティブ株式会社 東京支店様 bonx装着イメージ

イメージ:ヤナセオートモーティブ株式会社 東京支店(Audi芝浦)様

トランシーバーアプリをお探しならBONX WORKがおすすめです。BONX WORKの特徴として

・今お使いのスマートフォンをそのまま使える
・インターネット環境がある場所なら距離に縛られずにコミュニケーション可能
・ハンズフリーでコミュニケーション可能
・サブスクリプションサービスだから導入コストをゼロにできる

このような特徴が挙げられます。それぞれ詳しく解説させていただくので、ぜひ参考にしてください。

特徴①:今お使いのスマートフォンにアプリをインストールするだけで使える

bonxアプリとbonxgrip イメージ

BONX WORKは今お使いのアプリに専用アプリをインストールするだけで利用することができます。また、より効率的にコミュニケーションを取ることができる専用デバイスもサブスクリプションで利用することができるため、導入コストをかけることなく利用可能です。

特徴②:インターネット環境がある場所なら距離に縛られずにコミュニケーション可能

スマホアプリのトランシーバーのデメリットとして通信できるエリアに限りがあるとご紹介させていただきました。しかし、BONX WORKであればインターネットに接続できる環境下であれば、どんなに離れた場所であったとしてもコミュニケーションを取ることができます。
BONX WORKに国境はありません。国際通話料金など余計な費用を支払うことなく日本と日本の裏側のブラジルとも通信することが可能です。

特徴③:ハンズフリーでコミュニケーション可能

生成脳神経クリニック様 bonxboost装着イメージ

イメージ:生成脳神経クリニック様

BONX WORKにはBONX Grip・BONX mini・BONX BOOSTの3種類のデバイスがラインナップされており、いずれもハンズフリーでコミュニケーションを取ることができます。
そのため建設工事や機械の操作、棚の陳列、在庫の整理、介助中なども快適に利用することが可能です。

特徴④:サブスクリプションサービスだから料金を一定にできる

海月館グループ様 bonxgrip装着イメージ

イメージ:海月館グループ様

BONX WORKは毎月一定額を支払うことで利用できるサブスクリプションサービスです。
アプリケーションプランのみならずイヤフォン本体もサブスクリプションで利用することができるため、導入コストを抑えることができ、どれだけ利用したとしても一定額で利用できるのがメリットです。
BONX WORKの料金については下記ページでわかりやすく解説しているので、ぜひこちらの記事と併せて参考にしてください。

無線機を業務活用するなら業務用トランシーバーがおすすめな理由と「BONX WORK」という選択肢
BONX WORKの料金プラン詳細はこちら

まとめ

この記事ではトランシーバーアプリについて解説させていただきました。スマートフォンアプリのトランシーバーを利用すれば低コストで簡単に全国どこでもチームがつながることができます。
株式会社BONXは専用アプリBONX WORKと専用イヤフォンマイク(全3種)の両方を自社で開発している企業です。
チームが快適に会話をするために作られた音声ソリューションであり、あらゆる現場で働くデスクレスワーカーのチーム成長に伴走しています。ぜひこの機会にBONX WORKへのお乗り換えを検討されてみてはいかがでしょうか。

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