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【小売業×音声DX】小売業界で音声DXを活用するメリットとは

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国内でDXの推進が加速する中で、小売業界で音声DXを導入する動きがあるのはご存知でしょうか?その背景には小売業界が抱える「業務でのコミュニケーションの難しさ」という課題があるのです。そこで今回はこうした課題を解決したいと考えている方のために、音声DXに関する基本事項と小売業界がそれを活用するメリットとおすすめのデバイスについてご紹介します。

DXとはデジタル技術を活用した企業変革

DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、「デジタル技術が浸透で、私たちの生活が豊かになる」という意味です。

また2018年に経済産業省が発表した「DX推進ガイドライン」でDXは次の様に定義されています。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
参照:デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(2018,経済産業省)

経済産業省が発表したこのガイドラインの定義においてのDXという言葉は、ビジネスシーンに限定して使われることが多いです。

DXについてはより詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

音声DXとは音声を使ったデジタル技術での変革のこと

音声DXとはDXの種類の一つで、一般的に音声を活用したデジタル技術を用いて、企業や業務の変革を行うことです。具体的には「音声認識」や「音声通信」といったデジタル技術を活用し、日々の業務のみに限らず、我々の生活さえも便利にしてくれるのがこの音声DXです。

例えば音声認識の分野で代表的なのがAmazon社の「Alexa」やApple社の「Siri」などがでしょうか。「Alexa」では家電のオンオフやタイマーといった簡単なコミュニケーションから、Amazonと連携して商品の再注文や配達日の確認至るまで、「Siri」ではApple製品内の全ての機能をデバイスを手に取らずに音声入力だけ起動してくれます。

また音声通信の分野からは弊社が提供している「BONX WORK」と呼ばれるコラボレーションプラットフォームを紹介します。この「BONX WORK」はBluetoothイヤフォンとアプリを使用し、離れた場所でのコミュニケーションをより円滑に行うことを可能にさせたデバイスのことです。

現在「BONX WORK」は飲食やホテル業界での活用はもちろん、小売業界での導入が拡大しています。このように私たちの身近な場所でも、こうした音声DXの仕組みが取り入れられているのです。
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小売業で音声DXを活用するメリット

実はこの音声DXは小売業と非常に相性が良いと言われているのです。ここからは小売業界で音声DXを活用するメリットについて、今回は先ほど紹介した「音声通信」を軸に解説していきます。

1.より充実したコミュニケーションが可能に

小売業界での実店舗の業務では、レジや在庫管理をスタッフが互いにフォローし合わなければならないため、スタッフ同士での円滑なコミュニケーションが必要不可欠です。しかし広い敷地を忙しく走り回り、スタッフと対面でやり取りしようとするとかえって業務の効率が落ちてしまいますよね。そんなとき手助けをしてくれるのがこの音声DXなのです。

この音声DXを小売業界で導入すれば、離れた場所でもスタッフ同士でのやり取りが可能になり、効率的に業務を行うことができます。その結果、商品の在庫切れやレジの人手不足が解消され、最終的にはお客様に不安を感じさせないサービスの提供も可能になります。つまりこの音声DXは店舗運営を最適化する便利な技術だとも言えそうですね。

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2.顧客サービスの向上が期待できる

音声DXを活用し効率的な店舗運営ができれば、今まで無駄にしていた時間をお客様との新たな時間に変換することに繋がります。そうすることでより良い顧客サービスの提供が可能に。そしてリピーターを増やしたり、店舗の評判が上がることで更なる新規顧客の獲得も期待できそうです。

また接客にあてる時間が増えれば、正確に商品の位置や説明などをお客様に伝えることができ、その商品の売上拡大にも繋がると言えますね。このように音声DXを導入することは店舗の売り上げアップにも直結するのです。

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3.新型コロナウィルス感染症への対策も

音声DXを導入すれば新型コロナウィルス感染症への対策も可能になります。音声DXを活用し業務の効率化が達成できれば、自ずと店舗運営を少人数で行えるようになり「3密の回避」の実現が可能に。

現在はコロナウィルスの猛威が以前より穏やかになりました。しかしお客様に店舗での買い物を安心して楽しんでもらうためには、引き続き感染拡大を防ぐ取り組みが必須です。音声DXを活用すれば、感染するリスクを減らした安心・安全の店舗運営が可能になるのですね。

小売業界で音声DXを導入するなら「BONX WORK」がおすすめ

ここまで小売業界が音声DXを導入するメリットについて解説してきました。そこで気になるのはどんな音声DXを導入すれば良いかということですよね。ズバリ答えは「BONX WORK」です。「BONX WORK」とは純正イヤフォンマイクと専用のアプリケーションを連動させ、インターネットに接続すれば、離れた場所でもハンズフリーでやり取りができるデバイスのことです。

「BONX WORK」は先ほど紹介したメリットにマッチしており、スタッフ同士の円滑なコミュニケーションはもちろん、顧客サービスの向上、さらに新型コロナウィルスの対策も可能にしています。実際にこの「BONX WORK」を導入したアウトレット店舗では導入後、少人数で効率化された店舗運営ができ、接客に使える時間が増えたとその有用性を実感。

また松屋銀座では、これまで二人一組で行なっていた採寸をこの「BONX WORK」を活用することで、一人あたりの役割を増やし採寸の大部分を一人で賄えるようになりました。その結果「三密の回避」を実現しました。実際の導入事例からもわかるようにこの「BONX WORK」は、小売業界が音声DXを導入する際に1番に検討すべきデバイスだと言えます。

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まとめ

いかがでしたか?今回は音声DXに関する基本事項と小売業界がそれを活用するメリットとおすすめのデバイスについて紹介しました。音声DXの導入は、小売業界に多くのメリットをもたらしてくれます。また導入には「BONX WORK」がおすすめでした。ますます加速する国内のDX化の波に乗るために小売業界がどんな施策を施すのか、また今後どんな音声DXが登場するのか楽しみですね。最後までご覧いただきありがとうございました。

弊社のサービス「BONX WORK」について

弊社では「BONX WORK」というサービスを提供しています。スタッフ同士でのコミュニケーションはもちろん、業務の効率化で生まれた時間をお客様との対話と変換することで、更なる顧客サービスの向上が期待できます。また最小人数で「三密を回避」したまま効率的な店舗運営が可能に。国内でDX化が加速する中、弊社の「BONX WORK」もまた音声DXの推進で、より良い店舗運営を実現できるサービスとなっています。

この機会にぜひ一度「BONX WORK」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。詳しい機能や料金プランなどはこちらのBONX WORK公式HPからご確認ください。

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