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【介護×BONX】介護現場で活躍するBONXの導入事例をご紹介

【介護×BONX】介護現場で活躍するBONXの導入事例をご紹介 イメージ

令和元年より介護施設へのICT導入が進められているBONX WORKをご存じでしょうか。スマホを通信媒体とした距離無制限の次世代インカムであり、アプリをインストールすることで免許不要で利用できるソリューションツールです。ただ無線機のデメリットを解消できるツールとしてニーズが高まっているだけでなく、音声データを活用して現場オペレーションを改革する動きが広がっています。

この記事では実際にBONX WORKをご利用いただいている4つの介護施設での導入事例に着目。その機能性や特徴をご紹介しています。是非とも導入後のイメージにお役立てください。

まごころ介護様

まごころ介護様ではBONX WORKと介護施設用見守りシステムLASHIC-care(ラシクケア)の機能連携により、ナースコールをイヤフォンで受け取っている老人ホームです。 居宅からの呼び出しがスタッフにより迅速に伝わるようになっただけでなく、誰が対応するのかを全員が把握できるようになったと言います。またBONX WORKの距離無制限の通信やハンズフリー、ユニットトークなど機能をさまざまな業務に活かしQOL向上に繋げています。

スマホ画面でナースコールの通知確認が不要に

ナースコールシステムとの機能連携によってご入居者様が押したナースコールが自動音声を直接耳へ届けることが可能になります。 ナースコールシステムの通知はスマートフォンを開かなくてはいけませんが、現在は何号室から連絡があったのかイヤフォンを通じて機会音声が知らせてくれます。 全員の耳へ通知が届くと「今は対応できません」「私が対応に向かいます」とグループトークで話し合うことで、誰が対応に向かっているかが把握できるようになりました。 スマホを収納していても手が話せないシーンでもリアルタイムに気付けることでご入居者さまへの対応が早くなったそうです。

訪問先から事務へリアルタイムに情報を共有

訪問介護を行っているまごころ介護様では、日頃より遠距離間でコミュニケーションを取り合っています。 訪問先から事務スタッフへ宿泊予定日時を確認したり、変更があった場合に伝言を頼んだりといったように、本来であれば事務所へ電話で問い合わせなくてはならない要件をリアルタイムに確認することが可能に。 伝え忘れやミスコミュニケーションが防ぐことができ、施設の外にいてもご家族からのご要望や質問に瞬時にお答えできるようになったそうです。

距離無制限のユニット間連携がQOL向上に貢献

まごころ介護様では階を跨いだユニット間連携にもBONX WORKのユニットトークをご活用いただいております。 ユニットトークを利用することで居室の備品や消耗品の補充を手の空いているスタッフに頼んだり「少し抜けるので見守りお願いします」と対応を任せられるようになったそうです。 また手を貸して欲しい時のヘルプや事故発生時の応援要請にもBONX WORKが活躍していると言います。スタッフ同士が円滑にコミュニケーションを取り合うことで入居者さまにとって快適な対応を実現しています。

まごころ介護様への事例紹介の詳細はこちらからご確認いただけます。
BONX WORK×LASHIC-care ナースコールが直接耳へ!常時通話による迅速な対応を実現|まごころ介護様

ALSOK介護グループ ホームステーションらいふ羽田大鳥居様

業種:介護/利用人数:10名/端末:BONX Grip/プラン:エントリー

ホームステーションらいふ羽田大鳥居」様は2021年2月に東京都大田区 羽田空港付近に開設された5階建ての有料老人ホームです。 介護が必要な高齢者と自立のご入居者さまを含め57名が生活しており、各階のスタッフをつなぐコミュニケーションツールとしてBONXを活用しています。

グループ通話へ移行しコミュニケーションが2倍3倍に

以前はスマホを活用した内線アプリを利用していたそうですが、全体への一斉発信ができず個別で連絡する方法で情報共有を行っていました。また個別にかけるには常に誰が何番のスマホを持っているのか把握しなくてはなりません。内線番号を覚える手間がかかるだけでなく気軽に連絡が取れない点に不便を感じていたと言います。

BONXは1対多での通話が可能であるため、一言発するだけで全員とリアルタイムのやりとりができます。「細かいことは発信しなくてもいいや」と諦めてしまっていた風潮から一転、これまで会話が少なかったスタッフも自発的に情報を共有するようになり、コミュニケーションが2倍3倍に増えたとのことです。

日常会話からイレギュラーな対応までBONXを活用

ご入居者さまへの個別の指示や職員の状況確認、食事の際の誘導など日常的な会話はもちろん、ご入居者さまの状態がいつもと違う時に看護師からスタッフへ容体や対応を報告したりといった緊急のやりとりにも活用しているそうです。またご家族やご友人が面会にこられた際の玄関対応にもBONXを活用。 「〇〇さん面会です」と一言発するだけで各階に配置されたスタッフが前もって面会の準備をしてくれるようになりました。施設長より「転倒事故や熱発など、緊急の報告もその場ですぐに耳へ届く点も非常に助かっています。」とのご感想をいただきました。

ホームステーションらいふ羽田大鳥居様の事例紹介の詳細はこちらからご確認いただけます。
気づきをリアルタイムに発信できる笑顔と声に溢れた大型老人ホーム | ALSOK介護グループ ホームステーションらいふ羽田大鳥居様

あきた創生マネジメント様

業種:介護施設/利用人数:30人/端末:BONX BOOST/プラン:ビジネス

あきた創生マネジメント」様は秋田県で介護保険事業および人財共育事業を手掛ける企業です。“ひとづくり”をテーマにICTを活用した働き方改革を目指し、総合的アプローチで持続可能な介護事業にする伴走型コンサルティングを行っています。2022年3月には外国人登録支援機関の認定を受け多様な人財のマネジメントと働き方改革に取り組んでいます。

あきた創生マネジメント様が運営するショートステイ輪ではコミュニケーションツールLINE WORKSと弊社BONX WORKの機能連携を活用した画期的なオペレーションを構築。BONX WORKの音声読み上げ機能によって、テキストの音声変換が可能となりました。 ICT導入の先駆とも言えるあきた創生マネジメント様にBONX導入の経緯やICTの活用事例についてお話を伺いました。

連絡に瞬時に反応できる音声ツールを模索

BONX導入以前はコミュニケーションツールとしてLINE WORKSまたはスマホ電話で連絡を取り合っていたと言いますが、電話に出られない・着信に気づかないといった問題が発生していたそうです。介護では利用者の車椅子の乗り降り、食事や入浴のサポートなど手が離せないシーンが多々あります。このような場合はBONXのハンズフリーモードを使用すれば声を発することで自動で伝達することが可能に。水回りの業務や負荷のかかる介助中にも通信が途絶えることがありません。これによって利用者を待たせてしまう時間が削減できたとご感想をいただきました。

音声データとICTの活用が決め手

かねてよりICT活用を理念としていたあきた創生マネジメント様は、BONXの文字起こし機能に魅力を感じたそうです。BONXはコミュニケーションインフラとなる音声システムであることから、スマホおよび専用ハードウェアのICT導入が可能だとされています。(認可の基準は各自治体によって異なります。補助金適用の可否につきましては管轄の自治体へお問合せください。) 従来の無線機やトランシーバーを導入するよりもコストを抑えられる点も導入の決め手となったそうです。

ICTを駆使した次世代オペレーションを構築

事務スタッフと現場スタッフがケアコラボ・LINE WORKS・BONX WORKのICTツールを活用し、離れた場所で連絡を取り合っています。具体的には情報源となるケアコラボの情報をLINE WORKSにペーストするだけでBONXを通じてデジタル音声が伝わるという仕組み。これまで利用者の疾患や投薬、特性などを確認する際、ファイルが保管されている事務所まで足を運んでいたそうです。

しかしBONXを導入してからはケア記録等が正確に、かつ一瞬で届けられるようになりました。 パソコンからもペーストできますので事務作業中の伝達にも最適です。また事務所に見学や訪問予約の電話が入った際にも情報を一斉共有していると言います。利用者の到着時刻を全員が把握でき、車椅子などの福祉用具も事前に準備できるようになったと語られました。スマホを主体としたケアコラボ、LINE WORKS、BONX WORKの3つのICT導入によってコミュニケーションの一本化を実現しています。

あきた創生マネジメント様の事例紹介の詳細はこちらからご確認いただけます。
介護業界におけるICTの活用で事務と現場の音声コミュニケーションを構築 | あきた創生マネジメント様

社会福祉法人 元気の里とかち様

業種:介護/端末:BONX Grip

社会福祉法人元気の里とかち」様は地域に根ざした福祉を創るために音更町・更別村・帯広市でグループホーム事業を展開しています。介護事業において相手に短時間でダイレクトに伝えることの重要性を感じているとのこと。また職員がスマホ一台持って事業を全て展開できるような仕組みを構築すべくBONXを導入いただきました。

緊急時のSOSも一瞬で伝達可。スマホ一台で全ての事業を展開する見通し

現在は職員の所在確認や緊急時のSOSなどにご活用いただいております。BONXを常に装着していることで施設利用者が突然転倒した際、瞬時にスタッフの助けを呼ぶことが可能に。また入浴時に「誰々さんが入るのでは助けてください。上がる際に人手が必要です」といった内容をハンズフリーの状態で一斉に共有することもできます。

また記事に掲載されている動画では事務所と現場のスタッフが連絡を取り合い、見学にいらっしゃるお客様の誘導にも活用いただいておりました。スタッフ全員へ一斉に到着時刻を共有できるため急な見学予約にも対応可能です。手の空いているスタッフを確認し、訪問時にはスムーズな案内ができるのもBONXの魅力ではないでしょうか。

介護ケア記録など現在はスマホで利用できるクラウドシステムが主流となりつつあることからスマホインカムのニーズが高まっています。そのため近年の介護業界では元気の里とかち様のようにスマホを主体とした事業展開の構想が拡大しているのです。

社会福祉法人 元気の里とかち様の事例紹介の詳細はこちらからご確認いただけます。
介護でも保育でもスマホ一台で業務を遂行できるようになりました|社会福祉法人元気の里とかち様

社会福祉法人 寒川ホーム 吉祥会様

業種:介護/利用人数:7名/端末:BONX Grip/プラン:ビジネス

特別養護老人ホーム「介護老人福祉施設寒川ホーム」様は約60名もの入居者を受け入れる大規模デイサービスです。 慌ただしい環境の中フロアを歩き回って口頭で伝達していたそうですが、BONX WORKを導入いただいたことで業務の効率化に成功。リアルタイムに複数人が繋がることでスタッフの労力と時間の削減に貢献しています。 どこに誰がいるか把握できない流動的な現場において、距離無制限で連携できるオペレーションのメリットについて伺いました。

流動的な介護現場で職員を繋ぐBONX WORK

これまではガラパゴスケータイ、いわゆるガラケーを利用してコミュニケーションを図っていたと言います。そのため業務には通話機能しか利用しておらず、着信に気づいてもすぐに手に取れない状況が多発していたそうです。スタッフの所在が流動的かつイレギュラーな対応も多い介護の現場において誰が何をしているのかを把握しきれない点が大きな課題でした。

距離無制限のBONXならフロアを介して安定した通信が可能です。従来の無線機やインカムと比べ、場所によって電波が届かない心配がなく操作の煩雑さもありません。そのため寒川ホーム様のように初めてコミュニケーションツールを導入いただく場合にも非常に使い勝手が良いと言えるのです。BONX導入にあたって「ガラケーからスマホへ乗り換えた際には操作に少々苦戦したが、BONXの操作はシンプルであるため比較的すぐに使いこなせるようになった」とご感想をいただきました。

1階から全フロアへ一斉に情報共有

例えば1階で催し物を行う際、準備が整い次第BONXで各フロアのグループの代表に合図を伝えます。そうすることで一気に入居者さんを会場に集めることができ効率的なオペレーションを図ることが可能になりました。 また元々職員の仲の良さやアットホームな空気感に強みを持つ寒川ホーム様ですが、BONXを通じてより一層チームが一丸となってコミュニケーションを取り合うようになり、入居者のサービス向上にも繋がっていると言います。職員同士が仲を深めるだけでなくチーム連携が業務に活かせるようになったことは大きな変化とのことです。

社会福祉法人 寒川ホーム 吉祥会様の事例紹介の詳細はこちらからご確認いただけます。
常時接続で介護スタッフへの伝達を効率化!ユニットトークも検討中|社会福祉法人 寒川ホーム 吉祥会様

まとめ

介護の現場では職員による密なコミュニケーションが欠かせません。両手が塞がる業務や身体を使った体力仕事も多く、スタッフ同士で助けを呼び合う場面が多数あります。そんな時、誰がどこにいるのか所在が分からず苦労した経験は一度や二度ではないはず。BONX WORKであれば屋内・屋外関係なく職員と常にリアルタイムで繋がっている状態を実現します。

またソフトウェアとハードウェアの両方を自社で展開している新サービスであり、ICT補助金を活用できる可能性が濃厚です。さらに介護ケア記録などクラウドサービスとの相性もよいため今後の発展性にも大きく期待してみてはいかがでしょうか。BONXが展開する3種のハードウェアについてもご紹介していますのでぜひご一読ください。

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