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トランシーバーには傍受のリスクが!秘話モードのススメ

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トランシーバーは無線通信技術を使い離れた人とも瞬時にコミュニケーションを取ることができる便利なアイテムですが、傍受されてしまうリスクがあることをご存じでしたか。実はトランシーバーはチャンネルを合わせることでかんたんに第三者の会話内容を傍受することができてしまいます。

しかしトランシーバーを業務利用する上で悪意のある第三者に故意に傍受され情報が外部に漏れてしまうと困りますよね。そこでこの記事ではトランシーバーの傍受されるリスクや傍受を防ぐ方法について解説していきます。

記事の最後にはトランシーバーの傍受が心配な方へ向けておすすめのコミュニケーションデバイスも紹介しているので、ぜひ最後までご覧いただき参考にしてくださいね。

トランシーバーは第三者から傍受される恐れがある

普段何気なく使っていることも多いトランシーバーですが、実は会話内容を第三者に傍受されてしまうリスクがあります。またトランシーバーは機種に関わらず同じ周波数同士で通信するという性質上、傍受を避けて通ることはできません。周波数さえ合わせてしまえばかんたんに第三者の発信内容を傍受することができてしまうのです。

→ インカムとトランシーバーの違いは?違いを解説!

トランシーバーの傍受は合法

トランシーバーの傍受は違法行為のように思いますが、実はトランシーバーの内容を傍受するだけでは違法とは言えず合法となってしまいます。トランシーバーの傍受が合法となる法的根拠は電波法第五十九条に定められています。

何人も法律に別段の定めがある場合を除くほか、特定の相手方に対して行われる無線通信(電気通信事業法第四条第一項又は第百六十四条第三項の通信であるものを除く。第百九条並びに第百九条の二第二項及び第三項において同じ。)を傍受してその存在若しくは内容を漏らし、又はこれを窃用してはならない。

e-GOV法律検索より引用

このように傍受までは認められていますが、その内容を第三者に漏らしたり傍受した情報を盗んで利用することが禁止されています。そのためトランシーバーの傍受自体は合法となります。 ただし傍受した内容を第三者に漏らしたり盗用した場合電波法第百九条の規定により一年以下の懲役、または五十万円以下の懲役に課されるため注意してください。

トランシーバーの傍受方法はネットで拡散

あまり知られていないかもしれませんがトランシーバーなど無線機の傍受方法はインターネット上で拡散しています。また広帯域受信機などを利用することで容易にトランシーバーを傍受することができます。 また先ほどもお伝えしたように傍受した内容を第三者に漏らしたり盗用しない場合に限り傍受は認められている行為のため、趣味で無線の傍受を楽しんでいる方々もいらっしゃいます。法律で守秘義務が課されているとはいえトランシーバーは誰かに会話を聞かれてしまうリスクがついてくるのです。

→ 欠点だらけ?トランシーバーに潜むデメリットを種類別に解説【インカムも】

トランシーバーの傍受を防ぎたいなら秘話モードがおすすめ

トランシーバーの傍受を防ぎたいのなら秘話モードがついたトランシーバーがおすすめです。秘話モードを使うことで傍受されるリスクを軽減することができますよ。

秘話モードの仕組み

一部のトランシーバーには秘話モードと呼ばれる機能がついています。秘話モードにはユーザーコード型式と秘話コード型式の2種類の通信保護方法があり、簡易的に通信を保護することができます。

ユーザーコード形式の場合は同じチャンネルを使用している無線機同士で3桁のコードを設定し、同じコードが設定されている無線機同士でのみ通信を行います。対して秘話コード形式の場合は同じチャンネルを使用している無線機同士で5桁のコードを設定し、同一コードを設定している無線機同士で通信を行います。

さらにユーザーコードと秘話コードは同時に使用することができ、組み合わせて使うことでさらに匿名性を高めて通信することができますよ。

秘話モードのメリット・デメリット

傍受への対策を何もしないままトランシーバーを利用してしまうとチャンネルを合わせるだけで簡単に傍受することができてしまいます。しかし秘話モードを利用することで、簡易的にではありますが、傍受対策をすることができます。

ただし秘話モードも完璧ではありません。同一チャンネル内に同一コードを利用しているユーザーがいる場合、容易に傍受することができます。

携帯電話の通話内容を傍受すると違法に

ここまでご覧いただいた皆様の中には無線機が傍受できるのなら携帯電話の通話内容を傍受しても問題がないのではと疑問に感じられた方も多いですよね。しかしトランシーバーの傍受は合法ですが携帯電話の傍受は違法となります。

その理由としてトランシーバーは不特定多数の人に電波を発信するのに対し、携帯電話の場合特定の電話番号に対して発信するため公共の電波とは言えず、また暗号化されており傍受できないよう工夫されていることから携帯電話での通話を傍受すると違法となります。

とはいえ携帯電話の通話内容は暗号化されており簡単に傍受することはできません。この部分はあまり気にする必要はないでしょう。

→ 業務用IPトランシーバーの選び方を徹底解説【購入方法もご紹介】

トランシーバーの傍受が心配ならBONX WORKがおすすめ

これまでにご紹介させていただいてきたようにトランシーバーには傍受のリスクがつきものです。またトランシーバーの傍受は合法であることから、趣味で無線の傍受を楽しんでいらっしゃる方も多くいます。

そこでおすすめなのがBONX WORKです。BONX WORKであれば傍受のリスクを大幅に減らしたうえで、トランシーバーよりも快適にチームとのコミュニケーションを取ることができます。

特徴①:インターネット回線を利用しているから傍受の心配がない

BONX WORKはインターネット回線を利用した次世代のインカムです。通常のトランシーバーのように周波数を使った通信ではないため傍受されるリスクが大きく軽減します。ちなみに携帯電話の電波は暗号化されているため安全であり、Wi-Fiを利用する場合もパスワード保護されたネットワークを使う事でより安心して利用することができます。

特徴②:どんなに離れていてもコミュニケーション取ることができる

通常の無線機であれば無線機同士で通信を行うためどうしても通信できる範囲に制限が出てきてしまいます。しかしBONX WORKであればインターネット回線を利用しているためどんなに離れていたとしてもスムーズにコミュニケーションを取ることができます。

特徴③:サブスクリプションサービスだから定額で使える

BONX WORKは毎月定額で利用することができるサブスクリプションサービスです。そのため通話料金のように利用した分だけ利用料金がアップする心配もありません。さらにBONX WORKならサブスクリプションプランも用意されているため、導入時にかかるコストを大幅に抑えることができます。BONX WORKの料金プラン詳細については下記ページで詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてくださいね。

→ BONX WORKの料金プラン詳細はこちら

まとめ

この記事ではトランシーバーが傍受されるリスクや対処方法について解説させていただきました。あまり知られてはいませんが、実はトランシーバーで会話内容を傍受することは意外に簡単であり、合法です。

秘話モードなどを活用することで傍受のリスクを軽減することはできますが、絶対ではありません。そこでおすすめしたいのがBONX WORKです。BONX WORKならインターネット回線を使うことで大幅に傍受されるリスクを回避することができます。ぜひこの機会にBONX WORKへのお乗り換えをご検討されてみてはいかがでしょうか。

→無線機を業務活用するなら業務用トランシーバーがおすすめな理由と「BONX WORK」という選択肢

 

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