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BONX BOOSTの使い方#1 BONX BOOSTの導入事例に見るマイク性能の秘密を明らかに

BONX BOOSTの使い方#1 BONX BOOSTの導入事例に見るマイク性能の秘密を明らかに イメージ

現場におけるコミュニケーションにお悩みではないでしょうか?施設や現場ならではの騒音や環境音、トランシーバーのノイズに声が乗らないなど、思うように仲間とコミュニケーションが出来ない。今回はそういった悩みの解決策として「BONX BOOST」のマイク性能を紐解いていきます。
前半はBONX独自の発話検知機能のご紹介。後半では一般的なイヤフォンマイクと比較し、BONX BOOSTのマイク性能の高さをご実感いただければと思います。そして最後には実際にBONX BOOSTを導入いただいている事例も紹介していますので、BONXの導入のイメージにお役立てください。

BONX独自の発話検知機能がもたらす3つのメリット

音声と音声以外(BGM・環境音など)の音が含まれるデータの内、音声が存在する区間のみを判別する技術を音声区間検出と呼びます。
音声が人間による発話の場合には発話区間検出とも呼ばれますね。当記事では簡単に”発話検知機能”と題して紹介させていただきます。
発話検知機能のメリットとしては次のとおりです。

  1. 通話ボタンを押す必要がないため、完全ハンズフリーでの使用が可能に
  2. 騒音環境下においても人間の声をクリアに伝えられる
  3. 発話を検知しない場合には通信量とバッテリー消費量を軽減

これらの利点を活かして、例えば建設現場や工事現場、介護施設等の業界などの騒音環境下でも、クリアな声質を保ったまま相手に情報を伝えることが可能です。
加えて音声認識の精度向上も実現できるため、日報の音声入力や録音データのテキスト化など、音声認識技術を使ったDXソリューションへの活用が期待されます。
またBONXはこうした発話検知機能の分野において特許を取得しております。詳細はこちらのプレスリリースからご確認ください。

BONXが雑音の多い環境においても自動的に人間の発話を判定し、グループ通話で利用する技術に関する特許を取得

より詳細な音声処理の開発過程が気になる方は、こちらの記事もあわせてご一読ください。

BONXを支える音声信号処理開発

BONX BOOSTと各種イヤフォンマイクを比較し実際の音声を確認

ここからはBONX BOOSTのマイク性能について、他者のイヤフォンマイクとの実際の比較動画をもとにより詳しく見ていきましょう。
今回紹介する比較動画は以下の3つのシーンを想定しています。

  1. バイクに乗りながらそれぞれの会話を比較
  2. カフェでのWEB会議中に聞きくらべ
  3. 大通り沿いを歩きながらマイクの音声を比較

バイクに乗りながらマイクの性能を比較

こちらの動画ではバイクに乗った状態でBONX BOOSTとAirPods Proを比較。風切り音やエンジン音といった環境音が絶えないシーンでマイク性能をテストしています。

動画内ではBONX BOOSTのマイクが非常にクリアな音質を保っています。エンジンや風切り音のような環境音を差し置いて、会話している音を途切れることなくマイクが拾っているイメージですね。
対してAirPods Proのマイクはポツポツと途切れながら話している様子です。BONX BOOSTのマイクに比べて環境音を拾ってしまう影響か、あまりクリアには聞こえませんね。このようにBONX BOOSTのマイクはこうした騒音環境の中でも、しっかりと会話ができるマイク性能を持っているのです。

カフェでのWEB会議でイヤフォンマイクの音声を比較

BONX BOOSTとAirPods Pro、一般的なイヤフォンマイクの3種を比較したのがこちらの動画。店内BGMや他のお客さまの話し声が響くカフェの店内で撮影しています。

今回のシーンもBONX BOOSTのマイクは非常にクリアな音質を保っています。店内BGMや他のお客さまの話し声、店内の作業音などはほとんど聞こえません。
そればかりか自身の声もスムーズにマイクに拾われているため、どこからWeb会議に参加しているかわからないほどの上質なコミュニケーションを演出しています。加えて一般的なイヤフォンマイクはそういった環境音はマイクに全て拾われていますね。しかし音質は比較的クリアに聞こえるため、特に気にならないレベルの音質にとどまっています。
ただAirPods Proのマイクは少しこもったような声質になっていますね。店内の環境音はあまり聞こえませんが、一般的なイヤフォンマイクやBONX BOOSTに比べて、声そのものが聞こえにくいという印象です。

大通り沿いを歩きながらマイクの音声を比較

最後は大通り沿いを歩きながらマイクの音声を比較した動画です。こちらもBONX BOOSTとAirPods Pro、一般的なイヤフォンマイクの3種で検証しております。

BONX BOOSTのマイクは本当に澄んで聞こえますね。車が通る音や風切り音はほとんど感じられないです。そして自身の声もしっかりとマイクに拾われており、屋外だとは思えない円滑なコミュニケーションが期待できそうです。
また一般的なイヤフォンマイクはこうした環境音はマイクに全て拾われていますね。しかし音質は比較的クリアに聞こえるため、普段使いでは問題なく使用可能だと思います。
一方AirPods Proのマイクはやはり少しこもったような声質に。環境音はあまり聞こえませんが、一定して「ツーツーツー」と耳に触る音が聞こえ続けているのが特徴でした。

各業界におけるBONX BOOSTの導入事例をご紹介

BONX BOOSTのマイク性能についてお話ししたところで、実際にBONX BOOSTを導入いただいている2社様の事例をご紹介します。

<建設>大和鋼管工業株式会社様

まずは大和鋼管工業株式会社様の紹介です。大和鋼管工業株式会社様は鉄パイプの製造・販売をする会社です。こちらの会社様ではBONX BOOSTを導入いただいております。

BONX BOOST導入以前はハンドサインや身振り手振りで遠くにいる人に気付いてもらっていたため、姿が見えないとそもそも何も伝えられないといった状況でした。特に切断は鉄と鉄を押し切るような作業なので鉄の擦れる金属音が大きく、高い音も出るので基本的には耳栓も常にしながらの環境で作業されています。一度現場から離れて静かな場所でないと会話できない現場ですね。
動画内では騒音対策としてBOOSTのオプションパーツを使用。こうした環境下でもBONX BOOSTのノイズキャンセリングとあいまって、段違いに相手の声がクリアに聞こえるとご実感いただきました。

大和鋼管工業株式会社 | BONX WORK 公式ウェブサイト

<医療>あんざい歯科医院様

そしてあんざい歯科医院様。こちらの会社様でもBONX BOOSTを導入いただきました。

あんざい歯科医院様では以前までトランシーバーを導入されておりました。しかし頻繁に発生するノイズや声が通らないなどの問題からインターネット経由で通信できる音声ツールを模索。
BONX WORKのSNS広告を見て興味をもったことがきっかけのようです。BONX導入後はコミュニケーションが非常に円滑になっているとお話しいただきました。「何を話していたかよく分からなかった・聞こえなかった」ケースはほとんどなくなり、相手と対面しているかのようにコミュニケーションができるようになっております。
またバッテリーや通信距離の問題からも解放され、BONX WORKを介して距離を関係なく常に仕事をできるようになったことが、チームの成長に貢献しているとお話しされていました。

あんざい歯科医院 | BONX WORK 公式ウェブサイト

まとめ

今回は現場の騒音にも負けないイヤフォン「BONX BOOST」についてご紹介しました。
なかでも一般的なイヤフォンマイクとの比較を3つのシーンごとにわけて紹介した動画は、BONX BOOSTのマイク性能を理解するうえで非常に重要なコンテンツだったのではないでしょうか。
BONX はBOOSTのほかに2つのハードウェアをご用意しております。詳しい特徴はこちらのホームページからご覧ください。

専用ハードウェア | BONX WORK 公式ウェブサイト
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